MCU入門 第5回 テレビ会議を二次利用する①
– 動画の使われ方の整理

2011年3月掲載

はじめに

テレビ会議は、リアルタイム双方向通信です。
リアルタイムで双方向なので、お互いに話をしたり、話を聞いたり、ディスカッションすることができます。
ただし双方向といっても、一気に200人が同時に話して聞くことは、現実的ではありません。
基本的には、1人が話して、他の人が聞く、という形は変わらないのです。

そこで、「話し合いでなく聞くだけでいい」、「もっとたくさんの人に視聴してもらいたい」 といったテレビの生放送的な使い方ができないだろうか・・・と考えたことはありませんか?
また、出張や急な商談などで、出たかった社内研修に出られなかったので、時間をずらして視聴するというYouTube的な使い方ができたらいいな、と考えたことはありませんか?

どちらも可能です。
第5章では、リアルタイム双方向通信であるテレビ会議をうまく二次利用して、この2つを実現する仕組みを解説します。

MCUが上記の処理を行うことで、通常は1対1でしか接続できなかったテレビ会議は、複数台同時接続(=多地点接続)できるようになります。

動画の活用方法

縦軸に時間軸(上にいくほどリアルタイム)、横軸に「双方向」「片方向」という軸をとって、表で整理してみました。

映像と音声のやりとり 図解

テレビ会議は「リアルタイム」「双方向」なので、表の右上に位置づけられます。