MCU入門 第5回 テレビ会議を二次利用する③
– VoD対応

2011年3月掲載

リアルタイムをオンデマンドで

例えば、こういう要望はないでしょうか?

今日は急な商談が入ってしまったので、大事な社内研修の受講をドタキャンしてしまった。 内容は近日発売予定のかなり強力な新製品。詳細をきちんと理解したかったのだが。紙の資料も、発売前ということで配られていないから、参加できなかったことがつらい・・・なんとか情報を得る方法はないだろうか?

いつでも情報を得ようとすると、リアルタイムではなく、オンデマンドの出番ですね。
社内研修の様子が録画されていれば、後から観ることができます。

これも、テレビ会議のオプションとして存在しています。

VoD(Video On Demand)図解

VoDの手順は、以下のようなものです。

  • VoDサーバーが、テレビ会議の「子機」としてMCUと接続
  • ストリーミングサーバが、会議中の映像と音声を受信
  • 受信したデータを、VoDできるように変換してVoDサーバーに録画
  • 視聴者は、VoDサーバーにアクセスして、「YouTube的」に、オンデマンドで視聴

実は、先ほどの「ストリーミングサーバ」とほとんど同じです。
リアルタイムでストリーミングしていたものを、同時に録画処理をするというイメージなのです。

視聴の仕組みもストリーミングとほとんど変わらないので、いろんな場所から時間をずらして視聴できる、という点以外は変わりません。

すべての会議ニーズをテレビ会議でまかなうのではなく、「リアルタイム」か「オンデマンド」か、「双方向」か「片方向」か、という視点で会議を分析してみると、効果的な使い方が見えてきます。