MCU入門 第8回 テレビ会議サーバの所有と利用の違いについて①
– テレビ会議サーバの「所有」と「利用」を考えてみる
2011年7月掲載
「所有」と「利用」を 餅つき にたとえて考えてみる
たいへん季節外れで恐縮ですが、みなさま、お正月には餅つきをしますか? 親戚や近所のみなさんとで集まって、わいわいがやがやと餅つきをすると、年も変わるのだなあという気がして、私は大好きです。 でも最近は、自宅で餅つきをすることが、ほとんどなくなりました。 かわって、スーパーなどでお餅を買うほうが多くなりましたね。 これが、テレビ会議サーバーの「所有」と「利用」の違いです。 テレビ会議サーバーの仕事は、餅つきにたとえると、「餅米と水」を「餅」に変えるという仕事をします。それだけではなく、臼と杵を洗ったり、材料を仕込んだり、という運用の仕事もあります。 自宅で餅つきをする、つまり「テレビ会議サーバーを所有する」ということは、自社の中で上記の仕事と運用を全て行う、ということです。

- MCU(多地点接続装置)入門
- 【第1回】MCUで何ができるの?
- 【第2回】MCUの接続性について
- 【第3回】テレビ会議を自社IP網を越えて利用するための拡張について
- 【第4回】MCUを最大限に利用するためのサーバソフトウェアスイート
- 【第5回】テレビ会議を二次利用する
- 【第6回】MCUの冗長構成
- 【第7回】貴社にぴったりのMCUの設置場所
- 【第8回】テレビ会議サーバの所有と利用の違いについて
- 【第9回】NAT/FWトラバーサル
- 【第10回】保守サービスについて