MCU導入事例 株式会社シーエーシー様

SCOPIAソリューションをコミュニケーションインフラとして全社導入
ワークスタイル変革やBCP対策の一環でテレビ会議を導入
自社の活用効果をショーケースにして顧客へ提案も

お客様プロフィール

株式会社シーエーシー http://www.cac.co.jp/

所 在 地 :東京都中央区日本橋箱崎町24-1

事業内容 :コンサルティングサービス、システムインテグレーション、システム開発サービス、システム保守サービス、BPOサービス、システム運用管理サービス、データセンターサービス、ヘルプデスクサービス、デスクトップサービス、情報処理サービス、ソフトウェア/ハードウェアの販売

設  立 :1966年8月

従業員数 :1,061名 2012年12月末現在

導入前の課題:会社の足腰を強くする新しいコミュニケーション環境を構築したい

株式会社シーエーシー様では、会社の足腰を強化する施策の一環として、ワークスタイル変革やコミュニケーション強化に取り組んできました。2011年に発足した「ワークスタイル変革委員会」と「IT基盤刷新委員会」もその中の一つで、両委員会とも「コミュニケーションインフラの構築と活用」をテーマに掲げていました。

同社では社内コミュニケーションツールとして、Web会議システムを利用してきました。
しかし、面接や会議など対面時と同じレベルの通信品質が求められる会議・打ち合わせの場面で「通信品質に問題があり、表情がよく読み取れない」、「コミュニケーションが難しく、実用に耐えない」といった利用者からの指摘が挙がっていました。
また、Web会議システムは部署ごとに導入していたため、複数のソリューションが混在しており、異なるソリューション間での相互接続性にも課題を抱えていました。

さらに、2011年の東日本大震災をうけ、「BCP対策」としてのコミュニケーションインフラについても並行して検討を進められていました。同社では、本社とは別の場所に、災害対策オフィスを設け、万が一災害が発生した場合は、本社と災害対策オフィスが連携し、業務を続けられるようバックアップする運用を想定していました。

そして、これらの課題を解決する新しいコミュニケーションインフラの構築検討に着手することになりました。

導入までの流れ:詳細な通信テストを経て数あるソリューションから決定

システム要件

シーエーエー様は、新たにコミュニケーションインフラを検討するにあたり、以下の点を要件に挙げました。

  • 国内外を問わず通信品質やレスポンスの早さなどが実用に耐えられるレベルであること。
  • 資料を大画面に表示した場合でも、資料の内容がはっきりと確認できること。
  • 社内に展開しているクライアントPCから利用できること。
  • iOSやAndroid OSを搭載したモバイル端末から利用できること。

システム選定・検証

導入ご担当者様が要件を満たせるソリューションを探して情報収集を進めていたところ、当Webサイトにて紹介されているアバイア社のSCOPIAソリューションが目に留まりました。
SCOPIAソリューションは仕様上では同社のニーズを満たしていましたが、担当者様は、資料に記載されている仕様だけで実用に耐えられるか判断することは難しいとも感じていました。
そこで、ご相談を受けたVTVジャパンは、シーエーシー様の通信環境下に実機を設置して詳細な通信テストを行うことにしました。
通信テストでは、同社の社員が実際に操作することが想定されるシチュエーションをもとに行われ、「移動しながら、スマートフォンでテレビ会議通信はできるか」、「海外と接続した際、通信品質はどのくらいになるのか」など、確認項目は具体的かつ多岐にわたりました。

同社様ではSCOPIAソリューションを検討する傍らで、他のテレビ会議ソリューションも比較検討していました。実のところ、同社のニーズにかなったソリューションは、他メーカーからも提供されています。
その中で、SCOPIAソリューションが以下のポイントが評価され、選ばれました。

  • 市場ニーズにマッチしたSCOPIAソリューションの機能対応力

    SCOPIAソリューションは、Android OSへのいち早い対応や、端末への専用アプリインストールが不要でWebブラウザから製品を利用できるようにするなど、迅速な機能対応で市場ニーズに応えていました。
    RADVISION(現Avaya)社は、ロードマップで主だった機能追加などをユーザに公開し、多くのユーザ企業に機能面でのメリットだけでなく、安心感も提供しています。

    検討当時のSCOPIAソリューションは、音声会議システムなどカメラ機能を持たない端末が会議に参加すると、最初に一瞬だけ会議参加通知はされるものの、その後は、そのユーザが会議に参加しているのか、切断しているのかが他のユーザには確認できないという問題がありました。この問題は、取引先を含む社外からの接続を想定していた同社にとっての懸念事項でした。
    そこでVTVジャパンは、RADVISION(現Avaya)社の開発部門へエスカレーションし、ほどなくして実施されたバージョンアップによる課題解決につなげました。同社内にSCOPIAソリューションが本格的に展開される前にこの課題を解決できた点をご評価いただきました。

  • 導入のしやすさ
    MCUに搭載されている、RADVISION社(現Avaya)開発の通信ミドルウェアは、各種通信プロトコルに柔軟に対応しています。
    国内外問わず他メーカーの製品とも相互接続が可能です。
    日商エレクトロニクス様のように、一部の支店では既存システムを利用する場合でも、スムーズな相互接続が実現できます。

  • SCOPIA Elite MCUに標準付属しているSCOPIA Desktop
    ソリューションの機能や導入前・後のサポートに加え、他のソリューションと比較してコスト面のメリットが大きく、導入しやすかった点をご評価いただきました。

課題解決のためのソリューション:
他メーカー製品との互換性に優れた柔軟性に富んだシステム構成

シーエーシー様では、以下のシステムを導入・活用されています。

株式会社シーエーシー様 テレビ会議システム構成図

それぞれの製品の役割は次の通りです。

1.SCOPIA Elite MCU

多地点会議を実現させる専用装置です。
SCOPIA Elite MCUを介在させることで、テレビ会議専用機とSCOPIA Desktop・SCOPIA Mobileをインストールした、PC・スマートフォン・タブレットを接続することができます。

2.SCOPIA Desktop/SCOPIA Mobile

SCOPIA MCU bundleシリーズに付属するサーバーソフトウエア/アプリケーションです。PC、スマートフォンやタブレットにインストールすることで、インターネットからでもテレビ会議接続を実現します。
また、PC・スマートフォン・タブレットのいずれの端末からも、資料共有機能や、レイアウト変更など会議に関する操作も可能です。
シーエーシー様では、外出先や出張先から会議に参加する際に、利用されています。

3.iVIEW SUITE

iView Suiteは、会議予約・管理ソリューションです。
同社の社員は各自PCからiVEWにログインし、テレビ会議の予約を行います。ユーザは、予約を行うことで、会議を開催したい時間帯のMCUの接続リソースを確保することができます。
また、iVIew Suiteは管理ツールとして、iVIEWに紐付くMCUやテレビ会議端末の管理・モニタリングを行います。

4.PathFinder

SCOPIA Pathfinderは、ファイアウォール・NATトラバーサルソリューションです。インターネット経由でのテレビ会議接続のセキュリティを向上させ、セキュリティを保ちながら社外ネットワーク上にあるテレビ会議端末との接続を実現します。
シーエーシー様では、海外拠点や関連会社との接続に利用されています。

導入効果:同社内の業務効率化に貢献

SCOPIAソリューションの導入により、当初予定していた同社お客様とコミュニケーションがとれる環境の整備を実現しました。接続も安定しており、実用に耐えうるコミュニケーションツールとして、利用が進んでいます。
また、時間・場所・施設を問わずコミュニケーションが行えるようなったことで、業務の効率化にもつながりました。

今後の展開:蓄積したノウハウと併せて顧客提案への活用を視野に

今後同社では、仮想デスクトップやMicrosoft® Lync®を利用したコミュニケーションインフラとの連携も視野に入れ、それぞれのソリューションの持つメリットを活かしたシステム運用を行う予定です。
また、SCOPIAソリューションやLyncを利用して新しいワークスタイルを確立し、自社をモデルケースとしたソリューションの構築によって蓄積されたノウハウを、シーエーシー様のお客様に対して提案していく予定です。このソリューションを利用すれば、これまでビジネスに必要不可欠だったPBXが不要となり、社内外のコミュニケーションがこれまで以上に密に図れるようになることが期待できます。
新しいワークスタイルを実現できるソリューションが近い将来誕生しそうです。


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